仮想通貨の確定申告の作業を段階的に行いながら、初心者向けの記事も作成していました。
多量の複雑な取引を整理していきます。何回かのシリーズになりますが、今回は前回に続いてKRAKEN編です。
エクセルの一次加工データにしていきます。
KRAKENが終わると、あとは、POLONIEX, BINANCE,BitMEXで終了ですが、これらが結構取引があったと記憶しています。
なお、税金計算上の疑問点については、必要な箇所は、税務署にも適宜電話で確認していきます。
KRAKEN
KRAKENはサンフランシスコにある海外の取引所です。サイトは日本語も使用できます。
設立は2011年と古くセキュリティの対応など良いようです。
ただ、私はあまり使用しなくなりました。サーバーが重く取引が思うようにできないことが多く、取引タイミングを見逃してしまうリスクがあると考えたからです。
なお、他の取引所でもそういうことは少なからずあります。でもKRAKENは多かったです。
今はサーバ更新などでそういうことはなくなっているかもしれません。
KRAKENの昨年の取引データの生データのエクセル出力
それでは、KRAKENにログインします。
ここで、「履歴」を選択します。
そして、ここが重要ですが、アカウント明細の方をクリックします。
エキスポートはエクセル出力しますが不十分なデータなため確定申告に使用できません!
なお、ここで、オレンジの○の箇所ですが、XRPやBITCOINのマークが入ってます。ここは、コピペすると、’?’の化けるので、あとでエクセルでの処置が必要です。
ちなみにエキスポートを実施すると以下のデータが見れます。
売却したものしか出てません! 送金した手数料などの情報が入ってないし、入金履歴もないので実態がわかりにくく使用できません!
それでは、先ほどの画面に戻ってコピペしますが、コツがあります。タイトル含めてまず選択しましょう!
そして、空のエクセルファイルを作り、貼り付けのオプションを右クリックして選びます。
すると、以下の画面が出ますが、「テキスト」を選びます。
すると、以下のようにセルごとに持っていけます。WEBの画面が複数あり、取引が多い方は下の行に付け足しします。ここでみていただきたいですが、さきほどのXRPのマークなどは全部?マークになってます。
それらを一括して削除しましょう。E-Gの列を選んで、置換します。
そこで注意ですが、大文字の?を選ばないとうまく置換できません。小文字の?ではだめです。見分けが難しいですが、大文字でいれてください。ひらがな入れたそのまま?を入れる、あるいはF7を押すと、大文字の?ができます。
オプション欄もクリックを入れない以下の画面とおりにしてください。
すると以下のようになります。
そして整理をしていきます。まず右側に、「損益・経費」という欄を追加します。
そして、ここでは、下から順になってますが、ビットコインを入金しましたが、この時の値段がわからないので、「????」マークを入れてます。あとで、送付もとの取引所の価格をここに入れると売却による利益計算ができます。
そして、BTCやXRPは手数料が通貨建てで入ってます。よって、その時の時価を調べて入力し、円に換算した経費を計上する必要があります。
あとで一括して時価を入れますので、ここでは空欄でいいです。
以上で整理は終わりました。
まとめ
KRAKENの2017年の確定申告用のデータをエクセルで一次整理しました。
繰り返して実施すると整理の仕方も慣れてきます。
安易に通貨を転送すると、あとで確定申告の処理をするのに面倒ですね。
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