仮想通貨の取引には以下の種類があることを説明しました。
- 基軸通貨現物売買
- アルトコイン売買
- ICO狙い
- マイニング
- レバレッジ・FX取引
それでは、これらの取引をする場合に、どういう流れで実施していくかを説明します。
流れとしては、以下となります。
目次
日本円での資金の準備と取引内容の決定
まずは、投資するための資金を準備します。そして、どの取引を行うか決定します。
どの投資をしたいか、どこまでリスクをとれるかは個人によって異なります。
また、資金によっても異なります。
資金別に以下のカテゴリの情報をご参考にして頂ければと思います。
なお、仮想通貨の投資は1万円程度から実施できます! (1万円~資金10億円)
資金10億円ってあり得ないような額ですが、検討のため、設定してみました! (そんなふうになったらどんな心境なんだろう? ICOで100倍を3回位連続当てたらそうなるのかな??)
最低投資金額について、厳密にいうと、例えば、bitFlyerでは、扱う単位が、
0.00000001 BTC(販売所の場合:取引手数料無料)
なので、1BTC=100万円とすると、0.1円からです!
「えっ、ウソ?」
そうですね。銀行振込考えると1円単位ですね。しかも振込手数料がかかることを考えると、1円からというのはあまりモチベーションわきませんね。1.5倍になっても1.5円で利益の0.5円が出金できないので。
「ところで最低の投資商品っていくら」
これは、なんとなく証券会社で売っているETFなどではないかと想像しますので、早速調べた結果、
ETF 最低額のもの4円X100=400円 (手数料別)
投資信託 最低額のもの 863円X1単位=863円(手数料別)
調査: SBI証券の商品
これに比べても仮想通貨の敷居は相当低いですね。
ただ、稼ぐモチベーションからすると数千円は最低稼ぎたいハズなので、投資は1万円程度から始めると設定しました。
1000円から始めたい人は、それでもいいです。でも、銀行の送金手数料の分だけ損になるので、送金手数料がかからない銀行から資金を入れましょう!
ネット系の楽天銀行、新生銀行、住信SBI銀行がオススメで、私はすべて口座を持っており、仕事や個人の用途に応じて使い分けています。
出金手数料がかからないのは、GMOコインです。
GMOコインは、金融系のノウハウがあるグループ会社があり、電話サービスも有り、対応も良く、気に入っている取引所でしたが、金融庁から業務改善命令が2018/03/08に出ました。システム障害が出ていたようで、その対応が必要とのことです。自分は使っていて、他の取引所のようにサーバが重くなって反応しなかったり、送金が遅いということはありませんでしたが、真摯に対応してくれることを望みます。
国内取引所の開設
アルトコインやマイニング、ICOに参加するとしたら、まずは基軸通貨であるビットコインを購入する必要があります。ICOの場合は、イーサリウムの場合もあります。
そのため、円を入金して、基軸通貨を購入するために、国内の取引所を開設する必要があります。海外の取引所は円の入金ができなく、通常基軸通貨である、ビットコインを送付します。
ビットコインが一番取引量が多く、有利なレートで購入できることが多いです。イーサリウムを購入することもありますが、通常、国内の取引所はビットイコインもイーサリウムも両方扱っています。
あるいは現物での売買のみなら、自分の欲しい通貨を有する国内取引所のみでもかまいません。
取引所ですが、複数開設するのがオススメです。なぜなら、取引所毎にメリットが違うので、自分の取引に応じて有利な取引所を開設して、選んで使った方がいいからです。
取引所の開設は国内も海外も、無料です。また口座維持手数料も、海外の金融機関のようにかかることはありません。
よって、手数料をきにせず複数開設することができます。
私が使用している主な取引所は、GMOコインの他に、最大手のbitFlyerです。最大手で安心できることと、金融庁の業務改善命令などの指摘が出てません。また補償のための保険にも入ってる業者です。入出金もしやすく取引レートも悪くないので利用しています。
利用したいサービスがある取引所等の開設
アルトコインがあるのなら、その交換所の口座開設、マイニングをするのならその業者の口座開設をまずします。
口座開設は、簡単にメールなどて数分でできる場合もありますし、取引のレベルを充実させる場合は、パスポートによる認証が必要になる場合もあります。いずれもそれほど難しくありません。
国内の取引所のように、郵便物で本人確認をするということまではしていないです。
基軸通貨(ビットコイン)の購入
アルトコインを購入する、あるいはマイニングをする時には、基軸通貨である、ビットコインで支払うことが非常に多いです。アルトコインを購入する場合は、イーサリアムの場合もありますが、ビットコインの方が通常、取り扱っているアルトコインの数が多いです。
よって、アルトコンやマイニングなどを利用する場合は、ビットコインをまず購入することになります。
口座開設した取引所で、買いたいタイミングで取引できる業者はどこか、あるいは取引のタイミングに融通があるのなら、どこの業者がレートがいいのか、手数料が安いのかをもとに選択しましょう。
詳しくは、「ビットコン購入ガイド」でご説明します。
もちろん、アルトコインやマイニングサービスを購入しない場合、つまり国内の取引所のみで、購入可能な通貨を円で購入する場合は、基軸通貨を購入する必要はありません。
対象サービスのための基軸通貨送付
アルトコインが海外の取引所のみに上場されている場合には、その取引所にはビットコインを送付して資金を投入します。
円を送ることは基本的にはできないことが主流です。
また、マイニングサービスを利用する場合もビットコインを送付します。この場合、気をつけることが少しあります。サービスを利用する上で、コインが届く時間に制約があります。よって、送付に時間がかかる取引所、あるいは込みすぎている取引所はうまくいかないことがあります。
GMOコインの場合は、実績ベースですが、すべてうまくいきました。
基軸通貨による対象サービス/アルトコインの購入
海外の取引所や、マイニング業者にビットコイン等が届いたら、その通貨を使って、アルトコインを購入したり、マイニング契約をします。
まとめ
仮想通貨に関わる取引をどうやって始めるのか、その取引の種別とともに、大まかな流れを説明しました。
具体的な方法や画面の説明は個別の記事でご紹介していきます。
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